事業案内

UCオイル(廃食油)のリサイクルについて

国内で発生するUCオイル(廃食油)は飲食店などの事業系から年間約40万トン、家庭から年間約10万トン排出されていると言われています。
事業系から発生したUCオイル(廃食油)はそのほとんどが再利用され、飼料用油脂原料や工業用油脂原料などに再利用されています。また近年は地球温暖化に対する世界的な二酸化炭素削減の動きの中で
カーボンニュートラルなエネルギーとして注目されています。

 資源の乏しい日本において、国内で発生するUCオイル(廃食油)は、貴重な資源として多様なものへ利用されています。このようにUCオイル(廃食油)はリサイクルされることで、資源としてだけでなく「ゴミの削減」や「資源の有効活用」、「環境保全」、「二酸化炭素削減」にも貢献し、地域課題の解決にも役立っています。

飼料用油脂原料へリサイクル

トレーサビリティが確保されたUCオイル(廃食油)は異物等の混入がないように適正処理されたのち、鶏や豚などの畜産飼料のカロリー源として利用され、新しい生命を育む糧となり、皆さまの食卓へと戻ってきます。

燃料へリサイクル

適正処理されたUCオイル(廃食油)は、二酸化炭素(CO2)や硫黄酸化物(SOx)の発生の少ないクリーンなエネルギーとして化石燃料の代わりに利用されています。弊社でもUCオイルの処理を行う際に使用するボイラの燃料として利用し、二酸化炭素の発生を抑制しています。

工業用油脂原料へリサイクル

適正処理されたUCオイル(廃食油)は、石鹸、インクや塗料などの原料として供給され、環境負荷の低い製品を製造するための工業用油脂原料としてリサイクルされています。



ー Work Process ー

1. 発生元 [廃食油の排出]

斗缶やペール缶、ドラム缶による回収

飲食店、コンビニエンスストア等、各種事業者様より排出される廃食油に関しては一斗缶又やペール缶、ドラム缶によるUCオイル(廃食油)が排出される状況に応じた容器を設置させていただいています。

2. 収集・運搬 [廃食用油の回収]

収集運搬車両

箱型のトラックやタンクローリーなどにより排出先の工場や店舗からの回収を行います。
油種(植物油やショートニングなど)ごとに分別して積込み飛散流出しないように、また異物などが混入しないように安全運転に努めながら弊社処理工場へと運搬します。

回収可能エリア

弊社は九州フードリサイクル事業協同組合、西日本油脂事業協同組合および全国油脂事業協同組合連合会へ加盟しており北部九州のみならず全国エリア規模の廃食油回収事業のサポートも行うことが可能です。

3. 受入 [受入工程]

固形状のUCオイル(廃食油)溶解する

固形状のUCオイル(廃食油)は溶解炉(左図)において蒸気を使用して加熱し溶解します。
溶解されたUCオイル(廃食油)は油水分離タンクへと送られます。
工場内で使用する蒸気は、UCオイル(廃食油)を燃料として利用する廃食油ボイラによってつくられ、二酸化炭素の発生を抑えた処理を行っています。

タンクへの注入

回収されたUCオイル(廃食油)は性状別 に選別し、油水分離タンク(左図)に受け入れます。

4. 精製 [不純物除去]

加熱および攪拌

油水分離タンク(左図)に投入されたUCオイル(廃食油)は油種ごとに決められた温度へと加熱され、全体へと熱がいきわたるように攪拌します。しっかりと攪拌をすることで水分や夾雑物が分離しやすくなります。
この時使用する蒸気も廃食油ボイラによってつくられ、二酸化炭素の排出を抑制しています。

水分・夾雑物の除去

加熱し攪拌されたUCオイル(廃食油)は、12時間以上静置した後、水分や夾雑物を除去し、油脂を抽出します。

5.保管・出荷 [製品の保管から出荷]

製品別に保管・管理

油水分離タンクによって抽出された油脂は、油種や製品ごとに専用の製品タンクへと送られます。
製品タンクは異物等の混入がないように管理されています。

製品の出荷

トレーサビリティの確保された製品は専用の大型タンクローリーやIBCタンクによって出荷され、いろいろなものへと利用されています。
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